インド佛跡巡礼帖
平成21年2月16日〜24日

第3巻
日程7日目〜


アグラ城より




 アグラ城から望むタージマハルです。
画像に写る点のような物は、トンボか何かの昆虫が写っています鳥かもしれません。

アグラ城


 タージマハルの直ぐ近くにあるアグラ城です。
ムガール帝国の居城ですが、タージマハルと違いこちらは茶色の建造物となります。また夕方だったので夕日でなおさら茶色に見えます。

 ここで、ムガールサライ駅のホームで出会った日本人女性2人とばったりと出会いました。見に行くところは一緒ですが彼女達はどうしてきたのか冒険です。

 その後、大理石工房を見学しました。まぁー立派な作品のオンパレードですし客層を見てか大きな品ばっかりセールスしますし日本までの梱包は大丈夫といいます。
小物もありましたが、ホテルのロビーに飾れば似合う品も多くありました。ぜんぜん興味もなく店員さんの話は聞かずでした。

所変われば




 いろいろな花があるものです。
ご覧の画像上の黄色の花、シャワーのように垂れ下がっていますが名前は分かりません、イエローシャワーならベタな名前ですね。
他にもいろいろな花がありましたし見ましたがさすがに暑い国だけに色々な花があるものです。

 所変われば品変わるですね

 画像下は、タージマハル内の樹木にリスを発見しました。添乗員さんが「スリ」には充分注意くださいと行っていましたが、まさか園内で野生の「リス」を見るとは。
暗示していたのか一団の中でスリ被害に遭われた方がありました、ここで被害に遭われたかは定かではありませんが即座に適切にベテランの殿乗員さんが対処されていました。さすがですね、頼りになる旅行社です。

タージマハルに




 、、、、はまる。

 近くに行き細部を見ると年月掛けて建設したのが分かります。絵柄は玉や翡翠や貝殻などを利用して色鮮やかに下がりが施してあります。
当時の繁栄が分かりますが相当な費用がかかったのでしょう。

 遠くから見ていたら白い建物も近くに行けば石の模様がよく見えます。画像では少し茶色くなっていますが夕方に近くになり夕日の太陽光線で若干色が付いたように見えます。

 タージマハル内はそうでもありませんでしたが、一歩外へ出れば商魂たくましい人が次から次へと近寄ってきます。
これも慣れました、インドならではの風景です。

世界遺産へ




 いよいよこの度のハイライトとなる世界遺産のタージマハルです。
ご覧のように綺麗です、写真やカレンダーなどなどでおなじみの構図です。初めての者にとっては感激の瞬間でした。

 随分前、修行時代の僧堂に在錫していた頃に機会があったのですが事情があり辞退した仏跡の旅だっただけに幻となっていましたが実現出来るとは思ってもみませんでしたからなおさらです。

 さすがに、世界遺産だけあってインド国内はもとより世界各国からの観光客が大勢いました。そう言う私達も外国人ですが、ツルツル頭の東洋人の一団は浮いています。
ご覧のように、植木から見えるのは人物です、現地でも日曜日と言う事で観光客が多い日でした。

 白い建物敷地内へ入る時は、靴を脱ぎます。宗教上の事もあるのでしょうが保存の上からも仕方ないでしょう。
警備の厳重で、出入り口では金属探知機のゲートがありました。空港並のセキュリテイーですテロを警戒しての事です。

 言うまでもないことですが、一見華やかですからお城のようですが実はお墓なのですから驚きです。
世界各地から資材を集め完成に22年間かかっています。

 その後、近くのアグラ城へ行きました。